2023年2月6日月曜日

230206 確定申告の旅費交通費をJR東日本 Suica(スイカ)の残高から計算

こんにちはHousukeです。


確定申告を作成する助けを頼まれました。
Housukeは工場勤務が長く、ギリ出向先で販売業務課長の経験があったくらいで、税務についてはシロートです。
 
今回、その作業のなかでJRの旅費交通費を計算する作業をご紹介いたします。目論見違いでうまくいかなかったことも含めて、ご参考になればと考えました。

🚇SuicaからスマホでデータをDL(ダウンロード)🚇
Suicaを確定申告絡みで検索すると、スマホでデータを活用できますみたいな情報がよく出てきます。
次のアプリをGoogleplay(Googleストア)からAndroidスマホにインストールしてみました。
Androidアプリ『ICカードリーダー ~Suica 残高チェッカー~』
 
(戸田覚:ガジェット【辛口】点数評価さんのYoutube番組SuicaなどICカードの交通費をスマホやパソコンで計算。カードの残高もスマホでわかっちゃうんです!を参考にしました。)

スマホにスイカカードをくっ付けてデータを読取ります。

このアプリは、Suicaから読取ったデータをCVS形式のファイルとしてスマホのホルダー内に格納することができます。
スマホのホルダー:内部共有ストレージ→Download内
(スマホによってホルダーが違うかもしれません。なお、iPhoneについては調べておりません。)

格納したファイルを、USB経由でPCのEXCEL(エクセル)で読取りました。


残念なことに、3ヶ月分くらいのデータのみでした。
よく調べてみると…
------ Suicaの公式サイト ------
利用履歴確認
 1 会員メニューサイト(PC)にログインし、「SF(電子マネー)利用履歴」をクリックします。
 2 前日までの残高および利用履歴※が確認できます。利用履歴の印刷も可能です。
26週前~前日までの100件まで
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データの件数と記録してくれる期間に制限があるので、1年分をまとめて入手するのは無理でした。


🚇ICカード残額ご利用明細をICRで読取る🚇
次の手として、JRの発券機の出力の『ICカード残額ご利用明細』(違う名称のものもあるようです)をOCRで読取れるかどうか試してみました。
字がくっ付いているし、うすうすダメそうな気はしますが…

OCRはGoogleドキュメントを使いました。

GoogleドキュメントはGoogleドライブでファイルを右クリックで起動できます。

結果は、行ではなく、単語が縦に連なって出てきました。
誤変換したデータも少しありますが、それよりもこの状態から目的の表のイメージにするのはほぼ罰ゲームです。途中でメゲて終了になりそうなので、この方法も不採用としました


🚇Office(Microsoft 365) EXCELに張付け🚇
最後の手なのですが、『ICカード残額ご利用明細』の画像をCTRL+CでコピーしてCTRL+VでEXCELに貼りつけました。
(EXCEの張付けなんたらオプションより、CTRL+Vが確実なようです)
張付けた画像の四隅のをマウスで掴んでその大きさを調整し、行の高さをEXCEのセルの高さに合わせます。

後は、残額を手打ちでEXCELに転記し、一行前との差を計算して、チェック “1”の有無によって旅費交通費として計算しました。

『ICカード残額ご利用明細』は全部で10枚あったので、それを1ページに2枚づつ貼りつけて、5ページの資料としてまとめました。
今回、助けを頼まれた確定申告には、この資料を添付する予定です。


事前に準備できるのであれば、最初にご紹介したスマホにSuicaを読ませてデータをダウンロードする方法が良いと思います。データに漏れや重複がないように期日を決めてダウンロードしておけば、データを手打ちする手間なく旅費交通費の資料を作成することができます。